希望通りの車がなかなか見つからない
新古車は走行距離が非常に少ない、ほとんど走っていない車を指します。そのため、新古車として販売されているものは、中古車と比較すると非常に少ないのが現状です。その中で自分の希望通りの車が見つかるかと言うと、なかなか難しく運にも左右されると言えます。ボディカラーが選べないのはもちろん、メーカーオプションも装着することができません。希望グレードがあれば、その選択肢はさらに狭くなってしまいます。人気車種の新古車はライバルが非常に多く、迷っているとすぐに売れてしまうということも珍しくありません。とは言え、新古車の購入は高額な買い物になりますので、なかなか即決できるものではありません。じっくり選べないこともデメリットの一つになります。
思ったより安くないこともある
新古車の価格は、新車の価格の8割から9割程度が相場となっています。しかし、走行距離が限りなくゼロに近く、新車と遜色ない新古車の場合、新車の価格とそれほど変わらないものもあります。また、車検の残りが短い場合、すぐに車検費用が必要になり、それらを加味すると意外と安くないことも少なくありません。新車では大幅な値引きで購入できることもあるので、新古車を狙っている方は新車も視野に入れた方が良いことが多いです。もし、希望通りの新古車が見つかったら、やはり現物を見たいと思うのではないでしょうか。そんな時、そのお店が必ずしも近くにあるとは限りません。そのお店まで行くための交通費を含めると、安くないことも十分にあり得ます。